heritage

カヤ

山口/天然記念物

横に枝を伸ばす性質を持つカヤの巨木は高土幾山の西斜面に広がる集落内で周囲の人たちと共存する

標高480m付近に立つ樹高10m、目通り幹囲5.5mのカヤの巨木。

カヤはイチイ科に属し、山麓から低地に生えている常緑針葉樹。このカヤの巨木は一部台風による枝の損失があるものの、山口地区内の他のものと比較して樹齢が古く、樹勢がよく枝張りも大きいのが特徴です。

カヤのすぐ横を道路が通り、地域生活道路として車が往来する道路側に伸びた枝は切られることもなく、鉄枠で大枝を支え、カヤと人の共存を図っています。地域の人がカヤを大切にしていることが伺えます。