十三仏が安置された十三仏堂で毎年春と秋2回のお参りが連綿と続く
十三仏塔とは、死者の追善の法事を修めるとき、その年忌に配当された13の仏菩薩を信仰するもの。正徳3年(1713)川上下平地区の庄屋・原嘉兵衛政勝の発願により、村中48人が寄進協力して造立されました。13の仏像は浮彫りの坐像。造立当時は露天に安置されていたが、後にお堂に納められました。
地区の信仰する人たちで十三仏講を組織し、毎月17日に三十三か所の御詠歌を唱えていましたが、今は唱える人がいなくなったため、今は十三仏堂保存会を組織し般若心経のみを年2回春と秋に地区の人たちが集まり唱えています。