竜宮伝説の物語を思わせる華麗な彫刻が施された山口諏訪神社の本殿
諏訪神社は、諏訪大社の末社にて創立不詳ですが、現社殿は棟札より文化4年(1807年)宮ノ越 中村伝左衛門善重作とあります。総欅造の本殿には、鷲、鶴、龍、鯉、仙人、高砂の姥などの精巧華麗な彫刻が施されています。
諏訪神社がある同じ山口地区の木曽川に架かる乙姫大橋の下流約300メートルの川の中に立つ巨岩の上に、お堂があり浦島太郎伝説が伝わっています。彫刻は、浦島太郎伝説の乙姫と浦島太郎のものがたりを思わせます。